インドネシアでタクシーを使いたい!
一番良い方法を教えて!
もしインドネシアでタクシーを使いたいなら、Grabがおすすめ!
旅行者はもちろん、駐在者にもおすすめですよ。
実際、私の家庭にはドライバーがいながら、手軽さとコスパの良さから、Grabをよく使います。
Grabに慣れた今では数秒で配車できますし、
そもそも日本では高くてなかなか使えないタクシーも物価の安いインドネシアではめちゃくちゃ安いんです!
ぼったくりや危険な目に遭うなどの東南アジアタクシーあるあるも、Grabなら心配入りません。
追跡機能も付いていますし、値段交渉なしで乗ることができます。
一人でも、子連れでも、何度もインドネシアで利用していますが、何かの被害にあったことは一度もありません。
また、Grabには、フードのデリバリー機能もあります。
この記事ではより詳しくGrabについてご紹介しています。
インドネシアのGojekとの違いや、ブルーバードがおすすめの方についても触れています!
grabを使う上での注意点(駐車料金の上乗せについて)もあるので知っておきましょう!
- インドネシアでのGrabの使いやすさ
- Grabタクシーの乗り方
- Grabでフードデリバリーする方法
- Gojekやブルーバードと異なる点
- Grabの車種選びのポイント
日本に居る間にアプリをダウンロードして準備しておくこともできますよ。
Grabとは?
Grab(グラブ)=東南アジア版Uber
Grabはインドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ミャンマーなどの東南アジアの国で広く使われる配車アプリです。
インドネシアではごく普通に利用されています。
実際にインドネシアに駐在していますが、インドネシアでGrabでタクシーが捕まりにくいことはほぼないです。
他国と比べても、インドネシアは圧倒的にGrabタクシーは捕まりやすい国だと感じています。
スカルノハッタ空港ターミナル3では、West Lobby付近にGrabラウンジがあります。
タクシーやGrabの使用で困った場合は、利用してみてくださいね。
Grabはなぜ使いやすい?
事前に料金を確認できる
現在地と目的地を入力するだけで、料金がわかります。
配車前に料金がわかるので、値段を見てGrabの使用をやめてももちろんOKです。
値段交渉不要
事前に料金が確定されるので、値段交渉は必要ありません。
メーターのタクシーだと、メーターが操作されていて金額をぼったくられることもありますが(バリで経験しました・・・)、そんな心配は不要です。
価格が安い
のちに詳しく説明していますが、インドネシアで有名なGojekや、ブルーバードタクシーと比較すると安いことが多いです。
特に近場の場合は絶対Grab!
もちろん、インドネシアは物価が安いので、タクシー代も日本と比べてとっても安いです。
乗車できるまでの時間がわかる
ドライバーがどこにいてあと何分で到着するのかがわかります。
フードデリバリーの利用時にも、あとどのくらいで到着するのかわかるのでありがたいです。
GrabChatが使いやすい
ドライバーと電話でなくてもやり取りできるのって、海外ではありがたいですよね。
複雑な場所だとタクシーの運転手とうまく出会えないこともあります。
が、GrabChatでは、写真を使用できるので、写真を送って”ここにいるよ”と伝えることができます。
現在地をどうやって説明しよう・・と迷わなくても、写真1枚で居場所をお知らせできるのはとても便利!
また、Grabchatには翻訳機能が付いています。
ドライバーから何かメッセージが送られてきた時にインドネシア語がわからなくても、翻訳ボタンを押せば、英語になるので安心!
自動翻機能で現地の言葉になるので、返信する時も英語でもOKです。
日本語は使用できません
現金不要
アプリ内で支払い方法にデビットカードやクレジットカードを登録しておけば、キャッシュレスで支払いができます。
駐在者向けですが、OVO決済アプリも使用可能ですよ。
降車時にお金のやり取りをするのは面倒なので、現金はおすすめしません。
キャンセル可能
「GPSが止まったままで全然ドライバーが来ない!」「やっぱり目的地を変えたい!」
って時に、配車をキャンセルして再度別のドライバーを呼び直すことが可能です。
何かあった時に、意外と便利な機能です。(多用はよくないですが)
国によってはキャンセル料がかかるようですが、私はキャンセルした際に費用が発生したことがありません。
もちろん、乗っていないのでタクシー代も請求されません。
GojekタクシーとUberタクシーの違い
【結論:インドネシアでタクシーを使うなら、Grabの方がおすすめ】
Gojekとは?
Gojek(ゴジェック)は2015年頃からインドネシアで急成長した、配車アプリです。
駐在者もこのアプリを持っていない人はいないんじゃないかと思うくらい、インドネシアでは主流のアプリです。
機能は、Grabとほぼ同じ(日本のUberとも同様)で、タクシー配車やフードデリバリーが可能です。それ以外にも、荷物配送、電子決済などもできます。
アプリを開いた時の画面もとても似ています。
Gojekタクシーの使い方や設定に関してはこの記事がわかりやすかったので必要な方は参考にしてみてください!
私がGojetではなく、Uberを使う理由は2つ
GojekがあるのになぜインドネシアでUberを使うのかというと、
Uberの方がタクシーが容易につかまるから
そして、値段が安いからです!
ちなみに、Grabは日本の携帯番号でユーザー登録ができます。
GojekはインドネシアのSIMカードがささっている携帯でないと(インドネシアの携帯番号でないと)、新規登録できません。
インドネシアでは、Uberタクシーはすぐにつかまる
駐在初期の頃はgojekばかり使用していたのですが、タクシーがなかなか捕まらず困った経験が何度もありました。
ですがgrabを使用するようになってから、タクシーが捕まらないことで困ったことは一度もありません。
Uberタクシーの方が安いことが多い
何度か比較しましたが、gojekと比べてUberの方が料金が安いことの方が多かったです。
乗車区間や使用日時は全て同じ条件にして①近場の場合②遠方の場合で、実際に料金を比較してみました。
①【Grab vs Gojek】近場の場合での比較
チカランのpapayaからdeltamas AEON:約9.3km間での比較
チカランのpapayaからイオンモールまで(約9.3km、15時ごろに利用)の場合、
GrabだとRp26,500でいけますが、GojekだとRp33,000。
grabの方が安い!
ブルーバードに至っては、Rp60,000〜Rp76,000とかなりお高めです。
普通のタクシー(ブルーバード)がやっぱり一番高いね
②【Grab vs Gojek】遠方の場合
スカルノハッタ空港からチカランのAXIAアパートまでで比較してみました。
スカルノハッタ空港からチカランのAXIAアパートまで(約72km、19:00頃の利用)の場合、
GrabだとRp280,500でいけますが、GojekだとRp294,000。
遠方でも、grabの方が安い!
後に詳しく説明していますが、配車アプリを利用した配車サービスでは駐車料金や高速料金は含まれていません
ブルーバードを利用するメリット
My Bluebirdは、アプリでの配車やクレジット払い(事前登録)も可能な、安心して乗車できる大手ののタクシー会社です。
ですが、上の検証した通り、ブルーバードタクシーの料金は高めです。
それでもブルーバードにメリットはあります!
①ブルーバードは一般の車に抵抗がある人におすすめ
Grabで利用する車は、プライベートで利用している一般の車です。
一般の車に抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。
また、遠方の移動の場合は乗車時間も長くなるので、ブルーバードのように、しっかりタクシーとしての機能が備わっている車両が安心だと思います。
②ブルーバードは大型車や高級車などを手配できる
Grabなどでも大型車はありますが、台数が少ないです。
荷物や人数が多い場合、確実に大型車を手配したい場合は、ブルーバードで指定することをおすすめします!
Grabタクシーの配車から降車までの手順【インドネシアでの使用画面】
Grabをインストールしたら、画面に沿って電話番号(インドネシアor日本)と名前(ニックネーム可)を入力してユーザー登録は終わりです。
電話でやり取りすることもごく稀にあるので、インドネシア駐在者には、インドネシアの番号の方が良い時もあります。
慣れれば1分!配車の手順
実際の操作画面についてご紹介していますが、少し長くなるので、詳しい操作を知りたい方は開いてご覧ください!
【5ステップ】アプリ起動から廃車までの操作画面を詳しく見るにはクリック
【どこへ?(Where to? )】を選択し、行き先を直接入力
もしくは、【地図マーク(Choose from Map)】を選択し、ポインターを動かして場所を指定
自動設定で現在地がポイントされているので、必要な場合は、地図上のポインターを動かして調整するか、青い丸のウィンドウをタップし、施設名などを直接入力します。
【Choose This Pick-Up】をタップ。
近場で車を利用する場合、主に下の4つの車種が表示されます。
- GrabCar(〜4人)普通車
- GrabCar Hemat(〜4人)普通車
- GrabGerak(〜4人)身障者用
- GrabCarXL(〜6人)大きめの車
車種についてはのちの項目で詳しく解説しています。
アプリにクレジットカードや他のキャッシュレス払いの設定をしていない人は、自動的に【$Cash】が選択されています。
支払方法を変えたい場合は、ロゴをタップして別の支払い方法を選択しなおします。
確認できたら、【予約する】をタップ
車種について【Hematって何?】
近場の場合、“GrabCar Hemat”という、なぜかとんでもなく料金の安い車両が出てきます。
もし、”GrabCar“か”GrabCar Hemat“で迷う場合は、断然GrabCar Hematをおすすめします!
両者の違いは、ピックアップ場所に来てくれるまでの時間の違いです。
GrabCar Hemat(=経済的)は、到着まで時間がかかるけど、その代わり安いよ〜てことなのですが、
正直どちらも違いを感じません。
(インドネシア・チカランで使用する場合に限るのかもしれませんが・・・)
GrabCar Hematにしていても、grabを呼ぶボタンを押してから数秒で近場のタクシーがつかまります。
相当急いでる場合以外は、車の乗り心地が変わるとかもないですし、結構値段が変わってくるので、GrabCar Hematにしましょう!
ちなみに、GrabGerakは身障者向けの車両をいいます。
乗車から降車まで
【4ステップ】詳細を見たい方はクリック
ドライバーが捕まれば、ドライバーが来るまでの所要時間が表示されます。
GPSでこちらに向かっている車両の現在地も確認できます。
自動送信で「向かいます。」など、チャットメッセージが送られてきます。が、基本返事はしなくてOKです。
返信する場合は、表示される定型返信文を使うと便利ですよ。
アプリ画面で表示されるナンバープレート、車の色、車種などの詳細情報を元に呼んだ車を見つけます。
見つからない場合は、GrabChatで写真を送るとわかりやすいです。
乗る時は一応、アプリに登録している名前をお伝えします。
あとは到着を待つだけです。
キャッシュレスで登録された方は、そのままお礼を言って下車するだけ。
現金払いを選択した人はドライバーに直接お支払いします。
【要注意】駐車料金や高速代が勝手に課金!?
普段grab(gojek)を利用している方で、請求金額をあまり確認されない方も多いと思うのですが、実はオーバーチャージされる可能性もあるので要注意です。
降車後に表示される請求された金額はしっかりチェックしておきましょう。
というのも、grab(gojekも)で最初に提示される費用には、駐車場代や高速料金は含まれていません。
クレジット登録している場合は、運転手側が勝手に駐車場代を加算し、最終的に最初の提示額+駐車料金が引き落とされます。
正直この制度(ドライバーが料金をいじれる)は
配車サービスの大きなデメリットだと感じています・・
高速料金は無理ですが、駐車料金はけちれます!
駐車場付近でドライバーさんにティダマスク(=入らない)と言えばOK!
マスク?(=入る?)と聞いてくれるドライバーさんもたまにいます
例えば、grabでデルタマスのイオンモールに行くときに、「ティダマスク!」といえば、イオンモール駐車場外のpickupエリアで降ろしてくれます。
面倒な場合は、降車ポイントを駐車場外にしておくことをお勧めします
Gojekの場合は、配車確定前に
「This price is exclusive of toll/parking fees」(この料金には通行料/駐車料金は含まれていません)
と表示されるのでまだ良心的ですね・・
フードのデリバリーサービスもGrabで(注意点も)
日本で有名なUberと使い方は同じです。
タクシーの場合は、carを選択したところを、ご飯を注文したい場合は“food”をタップしてください。
金額の目安としては、車で15分の距離(2.6km)にあるスタバでRp.38,000のアメリカーノを購入した場合、Rp57,000でした。
ちなみに、インドネシアの場合、配送オプションは以下の3つから選択できます。
- priority
- Standard(デフォルトではこれが選択されています)
- Saver
Saverが一番安いのですが、Saverは本当に遅いので、Standardにしておくことをおすすめします。
注文してすぐに表示される到着までの目安時間は、基本的には短縮されて早くなることの方が多いです。
が、配送オプションをSaverにしている場合やゲリラ豪雨の場合などは目安時間より遅くなることもありました。
まとめ
インドネシアでタクシーを利用する場合のタクシーの選び方やgrabの機能・利点についてご紹介しました。
インドネシアで生活されるならGrabはとても便利なので、ぜひダウンロードしておきましょう
一度登録してしまえば、他の東南アジアへの旅行でも使用できるのでおすすめですよ!