【WHOOSH】インドネシア版新幹線|エコノミーの乗り心地?駅の雰囲気?写真付き解説

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hoosh(ウーシュ)の座席どれにしよう!

乗る時の注意点はある?

どの駅で降りれば良い?

インドネシアに2024年に開業した高速鉄道WHOOSH(ウーシュ)

開業したばかりなので、ネットの情報が少ないですよね・・・

今回は、Whooshに実際に乗ってみた感想や注意事項、座席の違い、駅構内についてなど

写真付きでご紹介したいと思います!

この記事でわかること

・WHOOSH(ウーシュ)の座席の違い
・Whooshのチケット購入時の注意点
・ファーストクラスの様子
・Whooshで停車する駅について
・ハリム駅について

目次

Whoosh(ウーシュ)とは

公式サイトはこちらから

2023年10月2日に開業した東南アジア初の高速鉄道である「Whoosh(ウーシュ)」。このWhooshは、インドネシアの首都「ジャカルタ」と、ジャカルタ、スラバヤに次ぐ第3の都市となる「バンドン(西ジャワ州)」を結びます。

https://www.wendytour.com/blog/indonesia/インドネシア-首都ジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道-whoosh-ウーシュ-の乗り方をご紹介/120686

日本でいう新幹線です。

MAX時速は350kmと、新幹線よりもスピードが速いです。

ジャカルタからバンドンまで車で2時間ほどかかっていたところが、このwhooshに乗れば30分ほどで行けるので、かなり便利になりました。

将来的にはスラバヤの方まで、路線は延びるそうです!

ちなみにインドネシアでの高速鉄道は日本が手がける可能性もあった(日本vs中国で争った)ようなのですが、日本が負けたようですね・・

この高速鉄道事業の受発注は、2015年に遡ります。安全性を第一に掲げる日本の案に対し、中国は早期完工とインドネシア側に国の財政負担が生じない低コスト案を掲げ、日本と中国の激しい競争の末、最終的にインドネシアが中国の案を採用し、発注を行いました。

https://www.indonesiasoken.com/news/relationship-with-china-as-seen-from-indonesias-high-speed-train-whoosh/

時刻表はこのようになっています↓

大体朝6時ごろから20時ごろまで、一日20便ほど運行しているようです。

座席と料金

WHOOSHの車両は8両編成です。

座席と料金は以下の通りです。

WHOOSHの座席の種類と値段一覧

①ファーストクラス(18席)
Rp.600.000

②ビジネスクラス(28席)

Rp.450.000

③エコノミークラス(555席)

Rp200,000~
(平日:200,000ルピア、休日:250,000ルピア)

2024年6月時点

3歳までは無料で乗車できます。
(膝の上になりますが)

今回私は、ファーストクラスとエコノミークラス、それぞれに乗ってみました。

乗り心地やそれぞれの座席の違いをご紹介したいと思います!

時間ギリギリでの乗車は危険です。

意外ですが、予定より数分早く出発することがよくあるようです。

30分前についておくように予定しておきましょう!

①ファーストクラス

ファーストクラスの車内

ファーストクラス車内1
ファーストクラス車内2

ファーストクラスに乗ってみて思ったのは、

車内がとっても広々していること!

広くて快適で、サービスも良くて、30分があっという間に過ぎてしまいました・・・

全部で12席しかないので、プレミア感満載です!

足元 車内は広々

VIPルーム

この奥にVIPルームがあります

エコノミー席では30分前からしか改札内に入れませんが、

ファーストクラス・ビジネスクラスの場合はそれよりも前から、VIPルームを利用できます。

改札にいる係員に、チケットを見せると改札を通してくれました。

VIPルームは広々
コーヒーやパックのジュースがタダ

車内食サービス

車内サービスの軽食

ホーランドベーカリーのパン2個と、水ペットボトル1本がもらえました。

こちらの軽食が出るのは、ファーストクラスとエコノミークラスのみです。

②ビジネスクラス

車内の様子

ファーストクラス同様、ビジネスクラスも、車内食サービスや、乗車前のVIPルームの使用が可能です。

ファーストクラスとの主な違いは、ファーストクラスが1-2の座席配置なのに対して、

ビジネスクラスは2-2の座席配置であることです。

座席数も異なります。

③エコノミークラス

一番前の席
エコノミーの車内

エコノミークラスの座席には、ファーストクラスやビジネスクラスと違って、車内食サービスはありません。

ですが、車内販売もあるのでそちらを利用することができます。↓

車内販売メニュー表(拡大可能)
車内販売メニュー裏(拡大可能)

ビジネスクラスですが、Cタイプコンセントでの充電が可能でした!

Whoosh乗車の感想とおすすめの座席

Whooshに乗ってみた感想は、新幹線とほぼ同じ!

揺れも、車内も新幹線とほぼ同じ感じだと感じました。

おすすめの座席は・・・

ぶっちゃけ、エコノミー席でOKです。

もちろん、ファーストクラスはめっちゃ良かったのですが、30分だからあっという間についちゃうんですよね笑

もっと長く乗りたいなーと思いましたが、短いのでエコノミーでも全く問題なしですし、

エコノミーも快適です。

whooshチケットの購入について

券売機

①駅の券売機で購入

②オンライン

どちらの方法でも、購入は可能です。

駅のチケットカウンターでは、乗車の7日前から30分前まで

チケットの購入が可能です。

Whoosh公式ホームページとアプリでは、乗車の7日前から1時間前まで

チケットを購入することができます。

ちなみに、私はオンラインで購入しましたが、メールアドレスとパスワードによる会員登録が必要でした。

パスポートの番号などの入力も必要でした

もし駅の券売機で切符を購入される場合は、

パスポート(KITASもあったほうが無難かも?)を忘れずに持参しておきましょう

より詳しいチケットの取り方は、ライフネシアのサイトがわかりやすかったので

気になる方はどうぞ!

個人的なおすすめは、KCIC公式サイトでチケットを取るのもよいですが、

アプリ(Whoosh – Kereta Cepat)をダウンロードして、アプリからチケットを取ることをおすすめします!

アプリ上の方がQRコードを出しやすいので、乗車もスムーズです!

新幹線と違って時間の変更が可能です

(帰りに時間を早めようと思ったのですが、席が埋まっていて変更できませんでした・・・)

停車する4駅について

①Halim(ハリム駅)

東ジャカルタに位置しています。

LRT JabodebekとKRL Commuter Line Bekasi(ブカシ線)に乗り換えが可能です。

②Karawang(カラワン駅)

2024年8月時点で未開業ですが、

日本人も多く住むチカランからは、こちらの駅が一番近くなります。

③Padalarang(パダララン駅)

チマヒ(Cimahi)駅とバンドン(Bandung)駅に停車するKA Feederに乗り換えが可能です。

こちらで降りる方が大半です。

バンドンの観光スポットは、このPadalarangと終点のTegalluarの間に位置しています。

どちらで降りても距離は変わらないです。

電車のアクセスが良いこと、終点の駅より賑わっていることから、こちらの駅で降りる方が多いです。

Grabなどがつかまりやすいのも、こちらの駅かと思います。

PadalarangとTegalluarの位置関係

上の画像を見てもわかる通り、Padalarang(左赤)で降りても、Tegalluar(左赤)で降りても

バンドンの主な観光スポット(緑の旗)までの距離はそこまで変わらない印象です。

④Tegalluar(テガルアール駅)

終点の駅です。

③のPadalarang(パダララン駅)から15分程で着きます。

どちらの駅で降りても、乗車料金は変わりません。

Halim(ハリム駅)についてご紹介

ハリム駅構内

飲食店

構内の店舗にはいくつかありました。

2階の外にも、いくつか店舗がありました。

外には、クリスピードーナツなどがありました。

・Starbucks
・サブウェイ
・吉野家
・HOKKABEN
・ソラリア
・ビアードパパ
・コンビニ
・Krispy DOUGHNUTS

私の夫は、吉野家をテイクアウトして車内で食べていました。

荷物検査(後にご紹介していますが、とても緩い検査です)の後にも、カフェなどがありました。

2F待合室の前にはカフェなども

土産屋

土産屋

ドロップオフポイントの近くにお土産屋がズラーっと並んでいました。

服屋さんが多かったです。

タクシー乗り場

Halim駅タクシー乗り場
Halim駅タクシー乗り場

ハリム駅に到着したら、そこからの移動に困ることはまずないと思います。

ブルーバードタクシーの乗り場もありますし、Grabの乗り場もありました。

タクシーはすぐにつかまります。

個人的には、Grabのアプリを利用して移動するのが、安くておすすめです!

ドロップオフの場所も広々!

ドロップオフの場所も広々

荷物検査について

荷物検査がありますが、かなり緩いです。

機械が大々的でしたし、係員もたくさんいたので厳格そうに見えましたが、

インドネシアのモールに入る時並みの緩さでした。

Whooshの模型と写真を撮ろう!

荷物の検査が終わると、Whooshの模型がありました。

電車好きの我が子はとっても喜んでいました!

ちなみに、KITASを持っておくことをおすすめします。

観光先で提示すると、観光スポットの入場料などが安くなる可能性ありです!

Padalarang駅についてご紹介

大半がこの駅を利用

終点ではありませんが、電車に乗り換えられることもあって、こちらのパンダララン駅で降りる人が大半です。

電車の乗り換えの時刻表もあり

Padalarang駅にちゃんとした飲食店はゼロ

パダララン駅の食事処1
パダララン駅の食事処2

インドネシアらしく、屋台のお店が並んでいました。

ハリム駅のように、ちゃんとお店を構えているレストランなどはありませんでした。

終点の駅より色々あるとは聞いていたのですが、何もなくて時間を潰すのに苦労しました・・・

まとめ

以上、Whooshの駅についてや、座席の違いなどについてご紹介しました!

この記事のおすすめや要点をまとめてみました。

【まとめ】wooshに乗る際の大事・おすすめポイント

・チケットはWhooshのアプリをダウンロードして、そこから事前に購入しておく

・券売機でチケットを購入する場合は、パスポートを忘れない


・座席はエコノミー
でOK

・終点ではなくPadalarang駅の利用が主流


・Padalarang駅では食事で困る可能性があるので、食事は済ませてからPadalarang駅にむかう


・Halim駅は食事やカフェが充実している


・KITASを持参しておく

よければ参考にしてくださいね!

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